ファッションからガチメンヘラになっちゃったやつ

思ってもいませんでした。自分が躁鬱だと診断されるなんて。

冗談で鬱だわ〜〜〜とか言ってベッドで寝たきり生活を半年以上送っていた。

そんな私を見て、父親が精神科を勧めてきた。

それまで私は自分が精神をやられているなんて気付かなかった。いや気付く余裕がなかったとでもいうべきだろうか。

 

私は自分のことを、やる気が起きないと甘えているだけだと思っていた。

 

後になって周りからも話を聞いてみると、そうではないらしく、、、

まず、健常者(この言い方が正しいのか分からないが)であれば唐突に「死にたい」と思わない。感情の起伏も激しくない。

うん。意味が分からない。なぜ、死にたくないのか。なぜ、感情の起伏がないのか。

健常者からしたら、私の方が意味分からないか、、、

 

私はもともと感情の起伏が激しく、周りからも前に通っていた精神科の先生からも二重人格(解離性障害?)を疑われていた。

 

さらに希死念慮(自分の死を願うこと)や自殺企図(死のうとしたけど生きちゃった)で、本当に自殺しようとしていたし、ベッドシーツやふとんカバーには大量の血がこびり付いていた。腕の傷は一生消えなさそうだし、それを見る度に死にたくなる悪循環。笑えない。

 

父親に連れられ病院に行った。

躁鬱だった。

躁鬱は、躁(元気すぎる)鬱(ガチ病み)をコロコロ繰り返すめんどくさい病気。

私の症状は違う記事で書こうと思う。

躁鬱と診断された私は、病名がハッキリして少しホッとした。

ああ、苦しかったのは病気のせいで私が甘えていたからではなかったのか、と。

実際どうして躁鬱になったのか分からないけど、これから薬を飲んで症状を抑えつつ、原因を探ることになるんだろうな。少し怖いけど。

 

病院に行く前は「前に進まなきゃ、立ち止まっちゃダメだ」と思っていた自分と「もうやだ、やめたい、どこか遠くへ行きたい」と思っていた自分がいて、辛かった。

でも、最近は「立ち止まっても少しずつでいいから進もう」って思えるようになってきた。今は割と安定期。だけど、また自分にストレスがかかったら絶対にこうは思えないんだろうなって。